■ 食道・胃内視鏡検査
胃や食道の病気は、早期に発見できればほとんど完治させることが
できますが、そのためには定期的に検査を受けることが必要です。
当院では、がんの早期発見のためにNBI診断が可能な電子スコープを取り入れ、上部消化管の
初期病変の観察・診断・治療を行っております。
(鼻からの内視鏡検査も行なっております。)
■ 大腸内視鏡検査
肛門、直腸、S状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸、盲腸を観察できます。
血便、下痢・腹痛が続くとき、便秘と下痢をくり返すとき、近親者に大腸の病気の人がいるときなどは、定期的に大腸内視鏡検査を受けて下さい。
腫瘍性病変(ポリープ、癌)、大腸の炎症性病変等の診断を主目的とします。
大便が残っていると充分な観察が出来ません。
前日に、ご自宅で大腸に便の残らないお食事(当院でお渡しします特別な検査食)と、
下剤を服用して、来院して頂きます。
または、大腸を洗浄するための薬を検査当日に服用して検査を受けて頂くことも出来ます。
■ マルチスライスCTスキャナー
新しく導入したCT装置で高水準の精密検査を受けて頂けます。
この装置は瞬時に細かく4断面(スライス)が同時にできます。
最高水準のマルチスライス技術を搭載していますので
頭部・胸部・腹部等全身の断面像(輪切り)や
立体像(3D)の鮮明な像が得られ、レベルの高い検査が行えます。
■ 血液検査装置
最新の血液検査装置を導入いたしました。
生化学分析機ーBio MajestyBM6010、血液計数機ーKX21、血ガス分析機
エッポックを導入し、院内検査の充実を図っています。 24時間365日の検査体制をとり、
緊急性のある検査や輸血に常時対応しています。
特殊検査を除く検体検査では、検体採取より最大25分以内での検査報告を実施しています。
院内臨床検査適正委員会を設置、検査における問題解決を行い、精度管理の向上に努めています。
検査制度向上の為、外部制度管理調査に参加し、迅速かつ正確な
検査データの提供を行っております。
また、輸血委員会を立ち上げ、輸血の安全体制を重視し、 厚生省の指針に準拠した管理体制をとっています。
当日に、主な生化学血液検査の結果をご説明出来ます。
■ 超音波診断装置
腹部超音波検査とは?
超音波は高い周波数の音波で、一定方向に強く放射され直進性が
高いという性質があります。
これを利用して腹部に超音波を発信し、そこから返ってくる反射波を
受信し、コンピュータ処理で画像化して診断するのが腹部超音波検
査(腹部エコー)です。
この検査はX線検査のように放射線被爆の心配がなく、検査を受け る人の苦痛もなく安全です。
腹部超音波検査で何がわかりますか?
この検査で調べられる臓器は、肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、膀胱、前立腺、 子宮や卵巣、さらに腹部大動脈などが対象となります。
従って、肝臓がん、肝血管腫、肝硬変、肝嚢胞、脂肪肝、胆石、胆嚢ポリープ、胆嚢がん、胆嚢炎、腎結石、腎嚢胞、膵臓炎、膵臓がん、膀胱がん、前立腺肥大、前立腺がん、子宮筋腫、卵巣嚢腫などの他、進行胃がん、進行大腸がん、虫垂炎、腸閉塞などもわかることがあります。
腹部超音波検査はどのように行うのですか?
検査台に仰向けに寝て、両手を頭の方にあげて、手枕をした姿勢をとります。
最初に皮膚と音波を出す探触子の間に空気が入らないように、腹部にゼリーを塗ります。探触子を腹部に押し当て、腹部内臓器の断面層の画像をテレビモニターで観察します。
検査部位により、横向きや座った姿勢で検査を受けます。
検査時間は部位によって異なりますが、通常10〜20分くらいです。
検査を受けるときの注意事項は?
基本的に腹部内に空気が多く存在すると、画像がよく見えません。食事の後では消化管に空気が発生しやすいため、
絶食の状態で行います。
また、膀胱を検査する場合は尿がたまっているほうが詳しく観察できるので、検査前の排尿は我慢するようにします。
異常があったらどうしますか?
血液検査やCT、MRI、血管造影検査、胃・大腸内視鏡など必要に応じた検査を行い、診断を確定して治療につなげます。
■ 心電図解析装置
■ X線TV装置
■ 長時間ホルター心電図
■ 骨密度測定装置
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